外壁塗装をする時に最も気になるのは費用ではないでしょうか。
工事費用は材料費の他にさまざまなものがプラスされるので、決して安いとは言えません。
高い工事費用だからこそ、事前に相場を知り慎重に選びましょう。
1.自治体により異なる
住宅を購入したら、定期的に塗り替えをするのが一般的です。
まるでチョークの粉が手につくようなチョーキング現象、色あせ、それはそろそろ塗り替え時期と言えるでしょう。
外壁塗装の中には助成金が対象になる塗料もあります。
助成金の額は自治体によりばらつきがありますが、だいたい10万円から20万円の間です。
それ以上の地域もありますが、それはごく1部の地域になります。
また、助成金を対象としていない地域もあるので、
利用したい人は自分の住むエリアが対象となっているかを確認しておく必要があります。
地域に関係なく共通していることは住宅リフォームであること、住宅改修であること、
資金助成、工事費助成、エコこの5点です。
また、申請は工事前におこなうことが条件です。
そして業者によっては助成金が対象とならないところもあるので事前に確めておきましょう。
2.塗料により費用が変わる
外壁塗装を成功させるためには相場を知っておくことも重要です。
住む場所により物価が違うため差はありますが、20坪の広さで50万円から60万円程度、
30坪で75万円から90万円程度、40坪で90万円から120万円程度、
50坪で120万円から150万円程度というように大きさや塗料のグレードによる違いが大きいようです。
外壁塗装にかかる費用の内容は主に材料費、人件費、足場この3つです。
材料費はアクリル、シリコン、フッ素、無機などあり、選択する塗料で安く抑えることも可能です。
無機はハイグレードで耐久年数は20年以上とされています。
少し高くなりますが、塗り替え時期を伸ばすことを考えると適切な費用と言えるでしょう。
また、外壁塗装塗装以外の修理が加わることで工事費用も変わります。
雨どい交換やシーリング補修、ベランダの防水や屋根の塗装などをするとさらに費用は高額になります。
3.優良な業者を選ぶことが成功のポイント
外壁塗装は業者選びでほぼすべてが決まるといっても過言ではありません。
まずホームページの情報をよく確認してから選びましょう。
費用が安いという理由だけで選ぶのは良くない例です。
施工例はよく見ておきましょう。
どのような塗料が使われているか、基礎的なことをやれているか、
手順など細かい部分までチェックして信用できるか見極めることが大切です。
会社のこだわりを知っておきましょう。
どんなことを重視しているのか、何を得意としているのか、こだわっていることを見れば良い会社かどうか見えてきます。
また、経営年数も分かれば知っておきたいところです。
長く経営しているから良い、悪いと決めつけるわけではありませんが、
長く経営していることが地域から親しまれている証になることも多いです。
無理にオプションをすすめてくる業者は優良とは言えません。
また、所在地が掲載されていない業者も不安です。
不透明なことがなく、できるだけ明確に掲載されていることをチェックしておきましょう。
おかしいと思うことがいくつか出てきたら、少しでも変だなと感じたらそこは外すのがベタです。
外壁が色あせてきた、チョーキング現象がおこる、それは塗り替え時期かもしれません。
できるだけ早い段階で外壁塗装をしましょう。
失敗しないためにはまず相場をチェックしておくこと…平均的な費用を知ることで費用の失敗を防げます。
また、業者選びも成功のポイントです。
情報をよく確認し、信頼性の高い優良な業者を選びましょう。