ー耐用年数だけがタイミングではない!適した季節も確認!ー
外壁塗装の耐用年数でリフォーム時期を判断します。ですが、それ以外でも直射日光にさらされている屋根や外壁は、だんだんと劣化してしまいます。耐用年数前に塗料の塗り替えや補修を必要にすることも多いです。
この記事では、さまざまな方向から見た「タイミング」についてご紹介します。
家の外壁塗装は何年ごとにリフォームすべき?
現在、外壁塗装で使用される塗料は、シリコン系塗料が主流です。この塗料の耐用年数が10~15年と言われていることから、外壁塗装リフォームは築10年を目安に検討してみましょう。ただし、耐久性試験を各塗料メーカーが実施していますが、実際の住環境で行われたものではありません。ですから目安として捉えておきます。
さらに、業者の施工内容によってその限りではありません。本来なら、下塗り・中塗り・上塗りの3回の塗装を行います。これは、塗膜に十分な厚みをもたらし、適正な耐久性を確保できるからです。また、仕上がりの良さもあります。
しかし、塗りの工程を一回省いていたり、上塗り用塗料にグレードの低い塗料を用いるケースもあります。そのような悪質業者による施工によってタイミングは異なるので注意しましょう。
色持ちについて
外壁塗装のタイミングは塗膜の劣化前です。劣化のサインとして「色褪せ」があります。もしも、色褪せしにくい色の外壁であれば、タイミングも違ってくるでしょう。
例えば、白、黒、青の色は、顔料の色素が分解されにくいため、長持ちしやすいと言われています。外壁塗装に白や黒を使用していれば、色褪せしにくい特徴があり、塗装時期を見送ることもできるでしょう。
しかし、この色は汚れが目立ちやすいので、美観に繋げたいなら早めに塗り替えを検討しましょう。
なお、汚れが目立たないのはベージュやグレー、ブラウンなど人気の高いカラーです。
外壁塗装をする最適なタイミング
外壁塗装に最適なタイミングは、一概に言えません。費用の問題や外壁の劣化具合などもあるからです。
ただ、塗装に適した季節があるので、ここで紹介しておきます。タイミングが合えば、検討してみてください。
適した季節は、天候が安定している秋です。正確な時期については、地域ごとに多少ズレがあるものの、一般的には10月~11月がベストシーズンと言われています。
一方で、外壁塗装に適さない季節についてもご紹介しておくと、雪や雨など湿度が高い環境にある12月~2月、6月の梅雨時期です。
塗料の密着性が弱まりやすくなる条件については、気温が5℃以下、湿度が85%以上です。
さらに、暴風や強風が吹いているタイミングで行うことは避けましょう。乾ききっていない塗膜に汚れが付きやすくなります。
ただし、塗装業者によって冬でも施工可能なケースもあります。1度、問い合わせて確認してみると安心です。
費用について
外壁塗装を行うタイミングだとしても、費用面で断念したり見送るケースも少なくありません。ここでは、費用相場と安く施工できる情報についてご紹介しておきます。
一般的な戸建て住宅の外壁塗装の相場は、約80~150万円です。外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合の相場は約110~180万円ほどになることが多いです。
費用を安くする方法はいくつかあり、以下を参考にしてみてください。
・助成金や補助金を利用する
・火災保険を利用する
・塗装業者のオフシーズンに依頼する
・外壁以外の塗装もセットにして依頼する
・相見積もりを取る
おわり
メンテナンスフリーの素材ではないため、定期的に外壁塗装を行わなければ、住まいの劣化が早まってしまう可能性もあります。補修についても早い段階で行っておけば、のちに大掛かりな補修工事になりません。外壁塗装は早め早めに着手すべきでしょう。
松山市の外壁・屋根・防水塗装は、代木塗装工業にお任せ下さい。
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