塗料が剥離していなくても外壁塗装の必要はあるのか?
外壁塗装や屋根塗装など、施工業者による技術を目の当たりにすることもあるでしょう。
しかし、多くの方が「外壁塗装って必要性ないでしょ」と、多少なりとも感じているのではないでしょうか。
今回は、塗料の剥離劣化していない状態でも外壁塗装が必要になるのかについてご紹介します。
外壁塗装の必要性①
実際、外壁塗装しないとどうなるのかについてお話ししていきます。
家を建ててから築30年〜、メンテナンスもせずに放置していると、外壁の劣化や雨漏り、断熱性の低下などが起こってしまいます。
家そのものの耐久性に不安が出てくることもあれば、構造部分が腐食する状態が起きる可能性もゼロではありません。
適切な時期にメンテナンスを行わないだけで、深刻な状態を生み出してしまいます。
外壁塗装の必要性②
外壁塗装を行う理由は、先に説明した深刻な状態を生み出さないためです。
外壁を雨風や紫外線など自然環境から守るために行います。
そして美観やイメージチェンジを楽しむためにも必要とするでしょう。
加えて、資産価値を維持するために塗装工事やリフォームを行うといった理由があります。
外壁材の種類ごとの必要性
外壁塗装の必要性について、まだまだ理解し難いかと思います。
そこでここからは、外壁材の種類と特徴についてご紹介します。
これを知るだけで塗装工事の必要性もしっかり理解できると思います。
窯業系サイディング
メンテナンス性:約7〜8年
近年の住宅の多くで採用される、コストパフォーマンスにも優れる外壁材です。
しかし、窯業系サイディングには継ぎ目があるので、継ぎ目に使用するコーキング材の経年劣化があります。
サイディングの塗膜に劣化が見られなくても、コーキングに劣化が見られたら雨漏りの原因になるので、外壁塗装が必要になります。
金属系サイディング
メンテナンス性:約10〜15年
メンテナンス周期が長く、ひび割れや凍結の心配なし、耐久性に優れた外壁材です。
しかし、コーキングの劣化や塩害、白錆びなどの症状が見られるようになります。
外壁塗装を行わなければ塩害、錆による建物の損壊が懸念されます。
モルタル
メンテナンス性:約5〜10年
外壁材のなかでは価格が安く、デザインの自由がきく外壁材です。
しかし、モルタルはひび割れを起こしやすく、ひび割れが発生すると、雨水が浸入して構造部の腐食や雨漏りを引き起こす危険性があります。
外壁塗装の必要性は十分にあるでしょう。
美観のため
必要性という点でいえば、美観を回復させるためです。
先に紹介したモルタルを例に見てみると、ツブツブした粗い表面で、つや消し効果があり、自然石などの風合いに近い見た目をしています。
コテやローラー、吹き付けによって施工するのですが、厚めに仕上げることもでき、重厚感や高級感を出すことも可能です。
ただ、表面がザラザラした質感のため、汚れがつきやすいのが欠点。
だから外壁塗装を行い、美観を保ったり回復させるのです。
おわりに
人も洋服に穴が空いたりシミがついていたら…。
着用している人の印象を左右しますよね。
穴を補修し、染み抜きをします。
それによって着用している人は好印象になります。
外壁も洋服と同じく、塗装をすることで家そのものの印象を底上げできます。
必要性を感じるのは人それぞれ異なりますが、しないより、したほうが正解であるため、一度、塗装業者の話を聞いてみてはいかがでしょう。
松山市の外壁・屋根・防水塗装は、代木塗装工業にお任せ下さい。
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