建物のために防水塗料がおすすめ

 

 

建物の雨の侵入を防ぐために、防水塗料を施す方法があります。
老朽が加速する原因は水分を吸収することも理由の1つにあげられています。
建物を長持ちさせるためにも、防水塗料がおすすめです。
外壁塗装をする際は、雨の影響を受けにくい塗料も視野に入れておきましょう。

 

1.防水塗料の種類

代表的な防水塗料は、単層弾性塗料と複層弾性塗料、微弾性塗料と大きく分けて3タイプあります。
単層弾性塗料は3回塗りあげる、比較的ライトな工法です。
費用もリーズナブルに抑えられ、安いから防水として粗末になるというわけではなく、十分な役割を果たせます。
複層弾性塗料は単層弾性塗料よりも塗装回数が多いため、より防水性がアップします。
工程が多いために完了まで時間を費やしますが、防水性が高まるのが利点です。
費用も単層弾性塗料よりも高額になりますが、雨の侵入や建物の老朽を遅らせる事にもつながることでしょう。
微弾性塗料は、細かいヒビが生えた状態に適した塗料です。
細かなヒビに使用することで、雨の侵入を抑えられます。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、施工の際はチェックしておきましょう。

 

2.外壁塗装のタイミング

外壁塗装を行う時期は特に決められていませんが、
タイミングとしては使用する塗料の耐久年数を参考にするのが基本です。
ただ、耐久年数は確実ではなく、おおよその期間になります。
良い状態を保てれば長もちし、降水量が多かったり、
台風や紫外線、潮風の影響を受けやすいとリフォームが早まる事もあります。
環境や状況によっても差があると思っておきましょう。
また、見た目はきれいに見えても内部が傷んでいるパターンもあります。
内部の傷み具合に気がつかずに放置しているとさらに拡大され、
リフォーム費用が高くなるばかりか危険性も高まります。
大きな地震がおこった時に建物への被害が大きくならないために、
安心して過ごすためにも定期的なメンテナンスは怠れません。
外壁塗装をおこなう時は近隣への配慮も忘れてはなりません。
最近の塗料はにおいが抑えられていることが多いですが、周辺に与える影響も考えましょう。
また洗浄の際に汚れた水が飛び散らないよう養生も大切です。
近隣の関係を良好に保つためにも、事前挨拶ができる、シートでしっかり養生する業者を選びましょう。

 

3.外壁塗装に適した時期

外壁塗装は塗装が乾いてから塗装を繰り返すので、うまく乾燥させることがカギになります。
そのため、適していない時期よりも適した時期におこなうのがベストです。
外壁塗装に適しているのは乾燥しやすく降水量が少ない時期で、
適していないのは降水量が多い、湿度が高い時期になります。
ベストは春か秋で避けたいのは梅雨時です。
降水量の多い時期は避け、ベストシーズンを狙いましょう。
ただ、ベストシーズンは混雑が予想され、思うように日程が組めないこともあります。
外壁塗装をすると決まったら、できるだけ早く予約をしましょう。
外壁塗装をおこなう際、足場の設置が必要になります。
足場の費用は約15万円から20万円程と意外に高額で、想像以上の金額に驚く人も少なくないでしょう。
ただ、施工をする作業員の安全性はもちろんでこと、
安定した姿勢を保つことは塗装のクオリティーにも影響を与えます。
きれいに仕上げるためにも、足場の存在は重要と言えるでしょう。

 

建物は雨の侵入で老朽が加速するので、長持ちさせるためにも防水塗料がおすすめです。
防水塗料には3つのタイプがあり、それぞれに特徴があるので、知っておくと良いでしょう。
また、外壁塗装に適した時期と適していない時期があります。
工期をスムーズに進めるため、塗装をきれいに仕上げるために、できるだけベストシーズンを選びましょう。