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屋根や外壁を漏水から守るための防水工事の流れと工事内容

 

 

住宅を雨水の漏水から守るためには、屋根や外壁への防水工事が必要です。
防水工事では、塗料でコーティングの膜を作り、水が浸入しないようにします。
その塗装工事では基本的に塗料を3回塗りますが(下塗り・中塗り・上塗り)、
その作業は決められた工程に基づいて行われます。

 

●防水工事の基本的な流れ

塗装の工程と期間は密接に関係しており、一般的に以下の流れで行われます。
・1日目:近隣への挨拶
・2日目:足場の設置
・3日目:塗装部分の洗浄
・4日目:下地処理
・5日目:養生
・6日目:下塗り
・7日目:中塗り
・8日目:上塗り
・9日目:点検と手直し
・10日目:片づけ、足場の解体、撤去

 

防水工事をする場所によっては10日間より短い期間を案内されることもあります。
また、雨天や低温日などがあると、洗浄や塗料の乾燥が遅れることで工期が延びます。
雨が上がったとしても、外壁や屋根が濡れている状態の場合は塗装ができません。

 

●防水工事の作業内容

防水工事の作業では主に以下のことを行います。

1)近隣への挨拶
外壁塗装は隣近所に塗料が飛び散ったり、独特の臭いを生じさせたりするため、
トラブルが起きないよう、挨拶回りが大切になります。

2)足場の設置
安全な作業をするため、また作業効率を上げるため、確実な足場を設置します。

3)塗装部分の洗浄
高圧洗浄機を使って外壁のほこりや汚れを除去したり、劣化した塗料の粉(チョーキング)を流したりします。
古い汚れが残ったまま塗料を塗布すると、塗料が1〜2年で剥げてしまいます。
確実な防水を図るためには、洗浄の丁寧さが重要になります。
なお、カビやコケなどの汚れが激しい時は、薬剤を使った「バイオ洗浄」の必要になることがあります。

4)下地処理
下地処理を杜撰に行うと、塗料をきれいに塗布できません。
ひび割れ(クラック)や塗膜の剥離、コーキングの劣化、サビなどがあった場合は丁寧に補修します。
シーリング材や樹脂モルタルを使ったり、「ケレン」という作業によって金属部分の塗装面を削ったり、
サビを取ったりします。

5)養生
塗装面以外を保護するのが養生です。
窓や玄関ドアなどの塗料が付いてはいけない部分をビニールシートなどで覆います。
その他、必要に応じてエアコンの室外機や植栽、車などにも養生します。
なお、養生した窓は基本的に開けられません。

6)下塗り
中塗りや上塗りの塗料がしっかり壁に定着するように、下地強化材を塗布するのが下塗りです。
下塗りの塗料の種類は外壁の材質に合わせますが、シーラーやフィラー、プライマーなどが使われます。

7)中塗り
下塗りが完全に乾いた後、中塗りが行われます。

8)上塗り
最後に行うのが上塗りです。中塗りと同じ塗料で重ね塗りします。
なお、中塗りの塗料が完全に乾ききっていない内に重ね塗りをしても、塗料本来の性能が発揮されません。
上塗りを終えると、フードや破風板など、壁に付帯する部分の塗装を行います。

9)点検と手直し
塗り漏れや塗りムラをチェックし、必要に応じて手直しを行います。

10)片づけ、足場の解体、撤去
全ての作業を終えて、産業廃棄物を片づけ、きれいに清掃します。
依頼者が作業内容を承認した時点で防水工事が完了します。

 

●依頼者の確認

防水工事の期間中、依頼者は以下のことを心がけます。
・作業状況の確認
手抜き作業が行われないための抑止力になります。
・工程の進捗の確認
気軽に工程通りに進捗しているかを聞くようにします。
・塗装結果の確認
希望通りに仕上がっているかをチェックします。

 

●まとめ

防水工事は決められた工程をクリアしないと、完璧な防水効果を望めません。
そのためには、工程通りの流れで作業を進めることが重要になります。
なお、塗料の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回することが必要であり、
それぞれ十分な時間を取ることが肝心です。

 

松山市の外壁・屋根・防水塗装は、代木塗装工業にお任せ下さい。


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